コラム
登壇レポート:青い空と熱い議論―沖縄で見えた現場のリアル

9月26日、大同火災海上保険株式会社様主催の代理店向けセミナーに登壇いたしました。
「変わらなければ淘汰される」(!)というサブタイトルの非常に強いメッセージ性のあるセミナーで、会場は意欲のある代理店様で満席となりました。
内容としては公表されたパブリックコメントを含めた監督指針の解説と質疑応答、当社のシステム活用のデモンストレーション。また、現地の代理店様とのパネルディスカッションです。
特にパネルディスカッションでは、実際に代理店様の取り組み、業務上の工夫をお伺いすることもでき、参加者にとっても非常に有意義なものとなりました。
いただいた主な感想は
- 参考にするもの、何から取り組むかなど具体的であった。パネリストがいたので、代理店さんの刺激になった。
- テンポよくポイントをわかりやすく説明していただき集中力がきれなかった。
- “今、まさに自己点検に取り組んでいる最中で何がいけないのか?どう取り組んで行けばいいのか?というのが理解できました。出来ていない部分も浮き彫りになっているので会社全体で取り組んで周知していけたらと思いました。ありがとうございました。”
また、当日は匿名形式で質問を受け付けましたので、過度の便宜供与への対応を中心に非常に多くの質問をいただきました!
いただいた質問にはいずれも一問一答の形で回答させていただいております。
「変わらなければ淘汰される」という言葉どおり、今まさに業界は変革期を迎えています。
しかし同時に、変わることで拓ける未来も確かに見え始めています。
私たちも、代理店の皆さまとともにその変化を後押ししてまいります。
執筆者プロフィール

- 株式会社Hokanグループ 弁護士/パブリック・アフェアーズ室長
兼コンプライアンス室長
2008年慶應義塾大学法科大学院卒業、2009年弁護士登録(東京弁護士会)。都内法律事務所・損害保険会社・銀行を経て、株式会社hokanに入社。平成26年保険業法改正時には、保険会社内で改正対応業務に従事した経験を持つ。「「誠実義務」が求める保険実務におけるDXの方向性(週刊金融財政事情 2024.9.17)」、「実務担当者のための今日から始める保険業法改正対応」(保険毎日新聞 2025.5.15~7.3)等を執筆。
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