導入事例
保険会社システムとの連携で業務と顧客・契約情報を一元化
HAREL株式会社
- エリア
- 中部
- 保険代理店の種類
- 生保代理店・損保代理店(訪問)
- 従業員数
- 15名
- 既存のシステムを使いこなせず、社員に浸透しないことが目立っていた
- 既存の顧客管理システムが保険会社と互換性がなかったため、データが分断されていた
- 直感的な操作でわかりやすいので、社内への浸透が早かった
- 保険会社システムと連携できるため、顧客情報と契約情報が簡単に紐づき、顧客検索やデータ抽出をあらゆる条件で実施できるようになった
今回、静岡県浜松市を拠点に保険代理店業はもちろん、ライフプランのサービスを包括的に展開しているHAREL株式会社の代表取締役である小林様と、コンサルタントの水鳥様にお話を伺いました。保険代理店の垣根を越えて、お客様のライフプランに沿った多角的な提案をされているHAREL株式会社の取り組みや今後の展開に注目です。
■会社情報 https://harel.co.jp/
「保険会社と互換性のあるシステムがない。」課題と導入効果
Q. 自社でシステムも開発をされているHARELさんは、顧客管理システムにどのようなことを求められていたのでしょうか。
小林社長:まず、5年ほど前から良い顧客管理システムはないかと探し続けていました。実際にいくつか顧客管理システムの導入に挑戦したのですが、抱えていた課題を解決するには至りませんでした。当時から解決したかった課題は大きく3つで、「システムの現場浸透」、「情報入力、蓄積の一元化」、「保険会社システムとの互換性」です。
導入した顧客管理システムを使いこなせず、社員に浸透しないことが目立っていました。 また、既存、新規のお客様問わず、顧客/契約情報が一元管理できず、情報の入力も紙やシステムが混在しており非効率な状態でした。
そして、利用していた保険会社システムと互換性のある顧客管理システムがなく、データが分断されてしまうことにも悩んでいました。
Q. 実際にhokan®を導入されてどのような点に効果を感じられていますでしょうか。
小林社長: hokan®が他社システムと違うところは「保険会社システムとの互換性」と「業務と顧客情報の一元化」ができることだと考えています。hokan®と保険会社システムとの連携によって、顧客/契約情報が簡単に紐づくので、顧客検索や抽出をあらゆる条件で実施できます。また、資料も紐付けられますし、対応履歴の入力が日報にもなるので二重入力も無くなりました。今まで別々だった業務を一元化できましたし、操作もわかりやすいので、社内への浸透も早かったですね。スマホアプリも利用していて、顧客に紐づいた住所でアプリから簡単にGoogle Mapも開けるのでとても楽です。時間は買うものだと考えているのですが、hokan®で時間を効率的に使えるようになったと思います。
水鳥様: 私は、意向把握機能とサポート体制がすごく充実していると感じています。以前は保険会社とその商品の管理も自分たちでしなければいけなかったのですが、hokan®には商品マスタがあるため、その手間もなくなりました。無理に意向把握機能をくっつけたシステムではなく、現場目線が徹底されている意向把握機能でとても使いやすいと感じています。 サポート体制に関しては、ログインしたら表示されるチャットボットを活用して疑問点を投稿すれば対応してもらえるので助かっています。あと開発がとても早いですよね。自分たちもシステムを開発しているからこそより実感できる魅力です。
2025年以降はアジア展開。HARELの今後の展望
Q. 最後に、今後組織として挑戦したいことは何かございますか?
株式会社HARELの皆様 小林社長:保険代理店という枠ではなく、ライフプランを主軸とした会社としてさらに成長を目指していきます。保険代理店を営んでいる方は「親身で良い方」が多く信頼されている方が多数いらっしゃいますが、提案する内容が保険だけではもったいないのではないかと考えています。お客様から信頼されているのであれば、お客様からいただいたライフプランに対してどれだけ良い情報やサービス提供を自分たちができるのかが重要です。そこで保険しか提案できないのはもったいないですよね。常に「お客様のことを一番理解している代理店」でありたいです。
また、今は浜松に根ざした会社ですが、静岡市にも展開をしていきます。そのあとは全国。2025年以降には、アジアへの海外展開を目指して頑張っていきます。