積水化学グループやセキスイハイムグループの企業代理店であるセキスイ保険サービス様。今回、その導入の背景と導入後の活用状況について、木村様へお話を伺いました。
▼セキスイ保険サービス様の公式HPはこちら
https://www.sekisuihoken.co.jp/index.html
企業理念は、『私たちは「安⼼」「満⾜」「信頼」を提供できる会社を⽬指します』です。これを弊社の存在意義、企業内の代理店としてどうあるべきか?という部分にフォーカスし、どこにどうお役⽴ちを提供すべきかを考え日々業務を行っております。
会社の品質方針の一つとして、業務品質の改善すなわちしっかりPDCAを回し改善する事に注力しています。PDCAを回す過程で業務フローの変更が必要な際、フローの一部であるシステムの設定を変更しなければならないケースが良くありますが、hokan®︎には一定の可変性があり代理店側で変更しやすいです。クラウドサービスでありながらExcelライクに一定の修正ができることがhokan®︎を選択した理由の一つでした。
課題はどれか一つという感じではなく、なるべく包括的に様々な課題解決につながるシステムがあればいいな、といった感じでベンダーの検討を始めました。
まず着⼿してみて思ったのは、代理店の業務プロセスに対して問題意識を持つことがいかに重要か思い知らされました。システム導入が目的にならないよう、どこをどうしたいのか?を考えました。
そして「業務進捗管理力を上げたい」「顧客対応履歴を残したい」「データを活⽤したい」と考え始め、ではどこのベンダーが弊社と相性がいいのか?という風に検討し始めたんです。弊社はExcel中⼼の業務でしたので、特にタスクのステイタスは意外と可視化しにくく、例えばエクセルだと未着⼿案件がどれか?を即座に確認するのは困難です。大量のタスクがあり、様々な⼈が対応している中ではその量やステイタスを把握しきれていない状態でした。またそこで得た対応履歴データの活用も思うようにできていませんでした。
導⼊の決め⼿は3つありまして、まず1つ⽬は「エクセルのような可変性」。2つ⽬は「CRM以外の機能の多様性」、複数の課題を解決したかったのでCRMとしての機能だけでなく、例えば通知機能なども重要視しました。3つ⽬は「ただのシステム提供だけではなくて、パートナーとなってソリューション提供の役割をベンダー側が担ってくれるか」です。それがhokanの存在意義になっていると思いますし、他のベンダーより優れていると感じました。これからも絶え間なく課題を抱えていく中で、hokanならシステムを提供して終わりじゃないような気がしました。
hokan®︎でどこまでできるのか、阿部さんと協議してきました。一緒に課題解決に取り組んでくれるベンダーさんはどこだろうという視点で⾒ていたと思います。
ベンダー検討はたくさんしました。「hokan®︎」に絞り込んだポイントは、先程の3つの決め⼿はもちろんのこと、さらにコスト⾯が⼤きかったです。特にランニング費⽤。今までスクラッチでシステム構築していたので、⾃社でコストや改善⼯数を丸抱えしていました。hokan®︎はクラウドサービスなので、機能をアップデートしていってもランニング費⽤が変わらず、予算としては⾮常に読みやすかったです。⼀⽅、フルカスタムではないので、代理店がクラウドサービス側に仕事を合わせる必要があり、社内でハレーションを不安視していましたが、各部署の協力のおかげで問題なく運用開始することができました。
今、特にフル活用しているのが進捗管理機能・通知機能です。千単位のタスクの連携・進捗管理をhokan®︎でやっています。以前はExcel等を活用し進捗管理していました。今はどれが未着⼿なのか、進捗したのかは⼀⽬瞭然です。業務ステータスが明確に⾒える化されたということが1番のビフォーアフターですね。今後の活⽤としては営業活動への活用、API連携により業務プロセスをシームレスにしていくことを予定しております。
業務の棚卸からhokanの⽅々が⼀緒になって考えていただけるので、DXの知識やノウハウがない代理店にもおすすめしやすいです。具体的には、機能が包括されたシステムが人件費一人分より安く利用できますよ、アナログ中心の業務だとしたら大幅にシステマチックになりますよ、とおすすめしています。
またhokan側から⾒えにくい代理店業務を我々がお伝えしていくことでhokan®︎というソリューションがさらに進化していくと思います。社内外の⼒を合わせてアップデートできることがhokanの強みだと思っています。
弊社のDX方針は「顧客・代理店双方の快適を目指す」です。弊社で加入してよかったと思っていただけるためにhokan®︎以外のDXにも力を入れ、選ばれ続ける代理店を目指したいと思います。