今回、東京に本社をかまえ、全国に5つの支社を展開をされている株式会社Mapコンサルティングの代表取締役である秋山社長にお話を伺いました。創業から今に至るまで「ビジョン」の実現と「ホスピタリティ」の徹底をされてきた秋山社長のビジョン浸透への取り組みはどの代理店にも参考になるかと思います。ぜひご覧ください。
■会社情報
https://www.map-con.co.jp/
秋山社長; 意向把握の運用が一番の課題でしたね。意向把握は紙で運用していたのですが、記入漏れや募集人によって記録にムラが生じてしまっていました。そもそも意向把握をきちんと実施しているのか否か瞬時にわからないということは、自社を守る上でも重大な課題なので不安に感じていました。
また、当時利用していたシステムは共同ゲートウェイとの連携に対応されておらず、既契約データと顧客情報を一元管理できなかったことも悩みでした。例えばお客様から質問をいただいても瞬時に回答ができなかったのです。
秋山社長; 顧客管理システムは「ビジョン」と「ホスピタリティ」の実現を支える根幹の一つと捉えていたので、創業前から導入をしていました。メンバーにも意図を伝えていたので、慣れ親しんだシステムからの切り替え自体がハードルだったと思います。
だからこそ、hokan®導入の際はみんなでルールを考えて自社でワークショップを実施していました。導入してから実際に稼働するまでに時間を多くかけましたね。また、新しいシステムだと操作感がわからない人が多いので、操作方法の共有、標準化は苦労しました。
秋山社長; もともと課題に感じていた意向把握業務を最適化できたことが良かったですね。弊社では、意向把握を業務管理責任者に提出することを必須としているのですが、その流れをスムーズに実施することができるようになりました。意向把握業務においては紙を廃止し、一貫してhokan®で業務を遂行できています。 また、共同ゲートウェイとhokan®の連携も簡単にできるので、顧客情報と契約情報も一元管理できています。これまでは事務が電話を受けた際、該当する情報を調べるのも一苦労だったのですが、それもなくなり迅速な顧客対応をできるようになったので、ホスピタリティの質も向上したと思います。
秋山社長; ビジョンを掲げていて、それを実現したいと考えている代理店は導入した方が良いと思います。言動と行動が伴っているお客さま志向の代理店はぜひ活用して欲しいです。
秋山社長; 2007年に創業してから組織も30人ほどになり、ビジョンが希薄になってきたように感じられるので、私自身がもう一度原点に戻って、実現のための取り組みを実践していこうと模索しています。 さらにこれから入ってくるメンバーにも、Mapコンサルティングに来たらワクワク仕事ができると思ってもらえる環境を作っていきたいと考えています。
そして、数え切れないほどお世話になったお客様や保険会社の方々への恩返しとして、より良い業界を創造していく一翼を担いたいですね。