導入事例
リモートワークとペーパーレス化を実現したマネーラボラトリー仙台の挑戦
株式会社マネーラボラトリー仙台
- エリア
- 東北
- 保険代理店の種類
- 生保代理店・損保代理店(訪問)
- 従業員数
- 10名
- コロナ禍で独立したが、紙管理があることでリモートワークへ移行することが難しかった
- 営業メンバーと事務スタッフ間での情報共有がスムーズにいかず、業務効率が低下していた
- ペーパーレス化を実現し、事務の方含め全メンバーがリモートワークで働けるようになった
- スケジュールや対応履歴・意向把握の記録など顧客に関する情報の一元管理を行い、業務効率化を実現できただけでなく、売上管理・挙績集計の手間が省けるようになった
株式会社マネーラボラトリー仙台様は宮城県仙台市に拠点を置く住宅に特化した独立系FP会社です。お金にかかわる相談に幅広く対応しながら成長を続けられている代理店です。
2022年2月からhokan®️を本格的に活用いただいてから2年強で3名から10名まで急成長をされており、地方に拠点を置く代理店では少数派であるリモートワークを前提に運営をされています。
今回は、株式会社マネーラボラトリー仙台の皆さまにインタビューの機会をいただき、これまでのお取り組みを一緒に振り返るとともに、会社として今後目指していきたい姿をお伺いしてきました。
(マネーラボラトリー仙台様の公式HPはこちら)
hokan導入の決め手とは?マネーラボラトリー仙台が語るシステム選定のポイント
– なぜシステム導入を検討されたのでしょうか?
業務の効率化とペーパーレス化を目指してシステム導入を検討しました。独立当初から、リモートワークの導入と情報管理の効率化に課題を感じており、従来のGoogleフォームやスプレッドシートでは限界がありました。特に、営業メンバーと事務スタッフ間での情報共有がスムーズにいかず、業務効率の低下が問題となっていました。
-「hokan®︎」以外にも検討されていたシステムはありましたか?
はい。もう1社資料を取り寄せて検討していたのですが、初期費用およびランニングコストがhokan®︎よりも高かったことと、先に独立した先輩から勧められたため、hokan®︎が候補に挙がりました。
hokan®︎のデモンストレーションを受けた際は、「こんなに工数をかけて入力するのか」と驚いたのですが、態勢整備で必要な項目が用意されているので、入力を徹底できれば、態勢整備で苦労することはないのだろうと考えたことが大きな決め手です。だんだんハードルを上げていくよりも、最初から高いレベルのものに取り組むことで、後が楽になるものだと考えていました。めんどくさいことをやろうぜ!というノリでやっていけば自然と実力が付くツールなのだろうという期待感がありました。
また、コロナ渦に独立をしたこともあって、リモートワークと相性がいいこと、ペーパーレスで業務運営ができることも決め手の一つでした。
紙を使わない業務運営。マネーラボラトリー仙台の効率的なリモートワーク環境
– みなさんの働き方について教えてください
基本的に全メンバーがリモートワークで働けるようにしています。火曜日を出社日と定めていて、それ以外の曜日は出社義務はありません。
営業メンバーには自律的に最適だと考える行動をしてもらっているため、個々でセミナーに登壇していたり、チームで動く事も流動的に行っています。
– 代理店さんの多くは紙の出力があるため、内務の方はほとんど出社しているイメージがありますが、内務の方もリモートなのでしょうか?
事務を一手に引き受けてくれている山口さんも火曜日の出社日以外はリモートワークで働いてくれています。出社しなくても事務が回るように設計しているので問題ありません。
本当に紙を印刷する習慣がないんです。キャビネットは1つしかなく、上段以外は使用しておりません。一向に紙が増える気配はしません。
複合機等も必要がなく、家庭用のプリンターで業務を実施できています。
また、業務中のコミュニケーションは主にSlackを活用しています。業務単位毎のチャンネルがあって、その中で必要な会話を行っています。
リアルタイムデータで営業会議を改革する、hokan®️レポートの実践例
– hokan®️の具体的な活用方法について教えてください
スケジュール入力・メモ・意向把握・挙績連携の機能を活用して証跡をhokan®️上に記録しています。そして、登録した挙績をhokanレポートで実績として確認し、振り返りに活用しています。スケジュールは募集人個別のアポに加え、セミナー開催後の予約は専用ツールを活用してGoogleカレンダーで管理をしています。Googleカレンダーをhokan®️と連携をして顧客対応のスケジュールをタイムラインに記録する運用を行っております。
– 2024年2月からhokanレポートを活用いただいていますが、どの指標を分析し、どのように活用されているか教えてください
毎週火曜日の営業会議で、hokanレポートを用いて以下の指標を分析しています。
・担当者別の新規挙績の推移
・挙績用保険種類別の新規挙績の推移
・契約流入経路別の新規挙績の推移
これにより、月単位と週単位で自動的に実績が仕分けられ、リアルタイムでの売上管理が可能となりました。以前はGoogleフォームでの集計が必要でしたが、今は手間が省けています。このデータを基に、成績が良いメンバーを称賛し、振るわないメンバーを励まし合うことで、明るい雰囲気を保っています。また、「契約流入経路別の新規挙績の推移」では、各施策の効果を測定し、経営判断に役立てています。リアルタイムでの客観的なデータ分析が経営に欠かせないと感じています。
hokan®️レポートで実現する成長とフィードバックの文化
– 最後に今後hokan®️を活用してどのように業務運営していきたいか教えてください
さらに活用を進めたいと思っている点は活動管理です。独立する前の会社でも客観的な行動分析のフィードバックをしてもらう事で、自分の行動を内省でき、より良い募集活動をすることができたと認識しています。そのため、hokan®️のスケジュールを活用し、1日、1週間、1ヶ月とどのような活動だったのかを分析できる状態にしていきたいです。hokan®️では自動集計できるので、フィードバックに注力することが可能だと思っています。
最後に、私は自分に余裕がない人は周りに良いフィードバックができないと考えています。良いフィードバックを実現するためにも、レポート等の実績数値を振り返り、刺激し合いながら会社も個人も成長していきたいと思っております。